甲が出ない...
トゥシューズで立てない...
コンクールでつま先が伸びないと注意される...
こんなお悩みありませんか?
頑張ってお稽古のタンジュやルルヴェでつま先を伸ばしてるのに甲が出ないのには理由があります。
この理由を知らずに何年お稽古を続けてもやはり甲は出ません。
あなたはこの理由を知っていますか?
この理由を理解するにはそもそも足の甲ってどんな構造なのかという解剖学を知るのが近道です!
そんな事言うと
『えぇ〜解剖学ぅ?なんか骨の模型とか筋肉の絵とか出てくるやつは私は興味ないー』
『そんな面倒な事いいから甲の出し方教えてよ』
みたいな声が聞こえてきそうですが綺麗にスルーして何故解剖学が必要か?今からガッツリ説明したいと思います 笑
まぁスルーというのは冗談として、甲が出ない理由は10人いれば10人違うのでただ単に『やり方』をお伝えしても『考え方』を理解しておかないとそのやり方に合わない骨格の人がいくら同じやり方をしても『やっぱり甲が出ない....』
とまた悩む事になるからです。
例えばリンゴダイエットで激ヤセした!って言ってその『やり方』を知人10人に伝えてもそれで効果が出る人と出ない人両方出てきますよね?
それだったらカロリー計算や基本的な栄養学を学んで正しい知識を知人にお伝えしてあげた方が再現性高く皆んなに効果を出してもらえるんです!
ダイエットの原理原則は栄養学になりますが、甲を出したりバレエ上達の観点ではそれが解剖学になります!
ではまず一言に足の甲と言っても皆んなその概念や足の何処を指して『甲』と捉えているか?どう意識すれば甲が出るのか?
この考え方がバラバラですかはそこから共有していきましょう。
まず体を支えているのは骨です。
その骨と骨を繋いで動かしてるのが筋肉!
2つ以上の骨が組み合わさって出来るのが関節です。
そして筋肉が縮む事で骨同士を引っ張り関節を動かしています。
下記図参照
つまり筋肉を縮める事で皆んな関節を動かしてるんです。
そしてこの筋肉を思い描いたイメージ通りに寸分違わず動かせる人が上手いダンサーです!
でも皆さん自分の踊りやコンクールバリエーションを踊ったビデオを見てこんな風に思った事はない?
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『誰この汚い踊りは!?わ...わわわわワタシ!?』
『イメージではシルヴィーギエムも真っ青になる位伸ばしてるはずのつま先が全然伸びてないやないかーい...』
これは『イメージでは動かしてる!』って思ってる関節と『実際に動いてる関節』が全然違うって事!!
なんて偉そうに話してる僕は20歳を越えてバレエを始めたもんだからそらもうイメージと現実に出来る踊りの差はベルリンの壁より高かった...
あまりの凄惨さゆえ当時のビデオはお蔵入りさせてます。 アーメン
それはおいといて...
つまり人間は筋肉や関節を思ったようには動かせないって事。
そして思うように動かないという現象が足の甲でも起きてるからまず甲がどんな関節かを見てみよう!
こんな感じで足関節は26個の細かい骨が組み合わさってできている人体で1番関節の数が多い場所です!
手も殆ど同じ構造なので合わせると全身合計200余の骨のの内50%がこんな手足の小さな部分に集約してるという事。
つまり足関節の数が多いというのはそれだけ曲がる箇所が多いということ。
なのにどうでしょう?
現代人は人体で1番関節が多くて自由に動けないといけない箇所を日常生活では靴下で包み込んだ上に靴と紐でギューっと縛り付けてしまってる...
トゥシューズに至っては全体重で関節を圧迫した状態...
そんな風に例えば1日10時間靴を履いて関節を硬くしてるのに、たった90分程のお稽古で足の甲を出そうとする方が無理だと思いませんか?
だからまずは①関節を緩める事!
そして次に②イメージ通りに関節を動かす事!
この2つに分けて練習していきます😊
この原理原則を理解したら20歳越えてバレエを始めた僕でもトゥ立ちご出来る位には甲が出るようになりました^_^
まず皆さんも関節を緩める事から始めてその後イメージ通りに動かす練習をしてみましょう‼️
①足の関節を緩めるセリフケア法
②足の甲だしストレッチ
そして当スタジオにお越しのお客様で正しく足の関節をほぐす甲だしバレエ整体とエクササイズをした結果1回のセッションでこんなに変化されます。
特に小・中学生で成長期のお子様はより顕著に甲がでるので
トゥシューズを立てるようになりたい!
コンクールでつま先を伸ばして入賞したい!
という方は是非オススメです。
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