大阪(帝塚山 天下茶屋 )のバレエトータルコンディショニングスタジオにてバレエピラティス指導と怪我予防・改善のバレエ整体を施術しているパーソナルトレーナーかおりです。
バレリーナは筋力、柔軟性も大切ですが、バランス力も重要になります。
では、何故バレリーナはこの様にバランスを取ることが出来るのでしょうか?
ここでポイントになってくるのが、支持基底面に対して、重心が上手く落とせているかです。
【身体重心】
①上半身の重心位置は第7〜9胸椎高位
②下半身の重心位置は大腿部のから1/2と1/3の中点
※この①と②の空間上の中点を身体全体の重心が位置します。(おへその下あたり)
重心が支持基底面に入っていなければ倒れてしまいます。
運動神経がいいとよく聞いたことがあると思いますが、自然と日々の積み重ねで、支持基底面と重心を頭と身体で探すのが上手い方を指すのではないでしょうか。
バランスがなかなかとれなくて、理論を学んでから感覚がつかめる様になる方もいます。
(一番は無意識のうちに身体の感覚で探せる様になる事なんですが、この機会に少し意識して運動に入ってみてください。)
更に、足を肩幅で立つ時と、杖を持っている時では支持基底面の面積や安定性が変わって来ます。
例えば、腰がまがって前かがみになっている方は重心(おへその下あたり)も前に落ちるので支持基底面が広い杖を持っている方が安定性が増します。
そして、支持基底面が少ないバレリーナのポワントはなぜバランスを取るのが難しいのかがこの関係でより分かったのではないでしょうか♪
次の記事はご自身でバランス能力のチェックが出来る動画をアップします。